神八井耳命

名前
  • 神八井耳命【日本書紀,古事記,新撰姓氏録抄】(かんやいみみのみこと, かむやゐ)神八井耳命
  • 神八井命【日本書紀】(かんやいのみこと, かむやゐ)神八井命
  • 神八井耳【新撰姓氏録抄】(かんやいみみ, かむやゐ)神八井耳
キーワード
  • 多臣(おおのおみ)之始祖【日本書紀 巻第四 綏靖天皇即位前紀 己卯年十一月条】
  • 意富臣(おおのおみ)小子部連(ちいさこべのむらじ)坂合部連(さかいべのむらじ)火君(ひのきみ)大分君(おおきだのきみ)阿蘇君(あそのきみ)筑紫三家連(つくしのみやけのむらじ)雀部臣(さざきべのおみ)雀部造(さざきべのみやつこ)小長谷造(おはつせのみやつこ)都祁直(つけのあたい)伊余国造科野国造道奥石城国造常道仲国造長狭国造伊勢船木直(いせふなきのあたい)尾張丹羽臣(おわりのにわのおみ)島田臣(しまだのおみ)等之祖【古事記 中巻 神武天皇段】
  • 意保臣(おおのおみ)島田臣(しまだのおみ)雀部造(さざきべのみやつこ)等祖【先代旧事本紀 巻第七 天皇本紀 神武天皇紀末段】
  • 火国造同祖【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 阿蘇国造条】
  • 後裔は左京多朝臣(おおのあそみ)・左京小子部宿禰(ちいさこべのすくね)「大泊瀬幼武天皇の御世、諸国に遣わされ、蚕児(かいこ)を取るべきを誤って小児を集めて奉った。天皇は大笑いして小児部連(ちいさこべのむらじ)の姓を賜った」とある。・右京島田臣(しまだのおみ)・右京志紀首(しきのおびと)・右京園部(そのべ)校異:薗部・右京()・大和国肥直(ひのあたい)・河内国志紀県主(しきのあがたぬし)・河内国紺口県主(こんくのあがたぬし)・河内国志紀首・和泉国雀部臣(さざきべのおみ)・和泉国小子部連(ちいさこべのむらじ)・和泉国志紀県主【新撰姓氏録抄 当サイトまとめ】
生年月日
( ~ 神武天皇29年12月29日)
没年月日
綏靖天皇4年4月
  • 神武天皇じんむてんのう【日本書紀 巻第三 神武天皇元年正月庚辰朔条】
  • 媛蹈鞴五十鈴媛命ひめたたらいすずひめのみこと【日本書紀 巻第三 神武天皇元年正月庚辰朔条】
先祖
  1. 神武天皇
    1. 彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊
      1. 彦火火出見尊
      2. 豊玉姫
    2. 玉依姫
      1. 海神
      2. unknown
  2. 媛蹈鞴五十鈴媛命
    1. 事代主神
      1. 大国主神
      2. 神屋楯比売命
    2. 玉櫛媛
      1. 三島溝橛耳神
  • ・・・
    • 彦八井耳命ひこやいみみのみこと【新撰姓氏録抄 第一帙 第五巻 右京皇別下 茨田連条】【母:不明】
出来事
  • ( ~ 神武天皇29年12月29日)弟の綏靖天皇誕生以前。

    神武天皇の第二皇子として生まれる。母は媛蹈鞴五十鈴媛命

    【日本書紀 巻第三 神武天皇元年正月庚辰朔条】
  • 神武天皇76年3月11日

    神武天皇が崩じる。

    【日本書紀 巻第三 神武天皇七十六年三月甲辰条】
  • 己卯年11月

    神渟名川耳尊は兄の神八井耳命と共に手研耳命の陰謀を密かに知り、よく防いだ。

    神渟名川耳尊手研耳命を射殺そうと思った。
    たまたま手研耳命が片丘の大室でひとり床に寝ていた。
    渟名川耳尊が神八井耳命に言うには「今が好機です。言は密を貴び、事は慎しみます。私の計画を知る者はいません。今日の事は私とあなたで行いましょう。私がまず室の戸を開きます。そしてあなたが射るのです」と。
    そして二人で進入すると、神渟名川耳尊は戸を突き開いた。神八井耳命は手足が戦慄いて矢が放つことが出来なかった。
    神渟名川耳尊は兄の持つ弓矢を引き取り、手研耳命を射ると、一発で胸に当った。二発目は背に当り、遂に殺した。
    神八井耳命は恥じて自ら従い、神渟名川耳尊に譲って言いうには「私はお前の兄だが、拙く弱く良い結果を出せない。お前は武勇にすぐれ、自ら悪を誅する。お前が天位に臨んで、皇祖の業を受け継ぎなさい。私はお前を補佐して、神祇を司り祀ろう」と。

    【日本書紀 巻第四 綏靖天皇即位前紀 己卯年十一月】
    • 天皇が崩じた後、庶兄当芸志美美命は、嫡后(おおきさき)伊須気余理比売を娶り、三人の弟を殺そうと謀った。その母親である伊須気余理比売は憂い苦しみ、歌でその子達に知らせた。

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      また歌った。

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      その御子達はこれを聞くと、陰謀を知って驚いた。
      そしてまさに当芸志美美を殺そうとしたとき、神沼河耳命は、兄の神八井耳命に「兄上。武器を持って入り、当芸志美美を殺しなさい」と言った。
      それで武器を持って入り、まさに殺そうとしたとき、手足が戦慄いて殺すことが出来なかった。それで弟の神沼河耳命が兄の持つ武器をもらい受けて入り、当芸志美美を殺した。それでまたその御名を称えて建沼河耳命という。
      神八井耳命は弟の建沼河耳命に譲って言うには「私は仇を殺せず、あなたは仇を殺せた。私は兄だが、上に立つべきではない。あなたが上に立って天下を治めなさい。私はあなたを助け、忌人(いわいびと)となってお仕えします」と。

      【古事記 中巻 神武天皇段】
  • 綏靖天皇4年4月

    薨じる。

    畝傍山北(うねびやまのきた)に葬られる。

    【日本書紀 巻第四 綏靖天皇四年四月条】
関連
  • 孫:建五百建命たけいおたけのみこと【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 科野国造条】
  • 孫:速瓶玉命はやみかたまのみこと【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 阿蘇国造条】
  • 五世孫:武恵賀前命たけえがさきのみこと【新撰姓氏録抄 第一帙 第五巻 右京皇別下 島田臣条】
  • 八世孫:伊都許利命いつこりのみこと【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 印波国造条】
  • 子孫?:少子部蜾蠃ちいさこべのすがる【日本書紀 巻第十四 雄略天皇六年三月丁亥条, 新撰姓氏録抄 第一帙 第二巻 左京皇別上 小子部宿禰条】
  • 伊余国造いよのくにのみやつこ【古事記 中巻 神武天皇段】
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  • 道奥石城国造みちのおくのいわきのくにのみやつこ【古事記 中巻 神武天皇段】
  • 火国造ひのくにのみやつこ【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 阿蘇国造条】
  • 阿蘇国造あそくにのみやつこ【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 阿蘇国造条】
  • 長狭国造ながさのくにのみやつこ【古事記 中巻 神武天皇段】