大水口宿禰

  • twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
名前
  • 大水口宿禰【日本書紀】(おおみなくちのすくね, おほなくちすくね, おおみくちのすくね, おほくちすくね)
  • 大水口宿禰命【先代旧事本紀】(おおみなくちのすくねのみこと, おほなくちすくね
  • 大水口命【先代旧事本紀】(おおみなくちのみこと, おほなくち
  • 大水口足尼【先代旧事本紀】(おおみなくちのすくね, おほなくちすくね)
キーワード
  • 穂積臣(ほづみのおみ)遠祖【日本書紀 巻第五 崇神天皇七年八月己酉条】
  • 穂積臣(ほづみのおみ)采女臣(うねめのおみ)等祖【先代旧事本紀 巻第五 天孫本紀】
  • 穂積臣同祖【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 末羅国造条】
  • 後裔は左京穂積臣(ほづみのおみ)・右京采女朝臣(うねめのあそみ)【新撰姓氏録抄 当サイトまとめ】
性別
男性
生年月日
( ~ 孝霊天皇3年1月29日)
没年月日
(崇神天皇7年8月7日 ~ )
  • 出石心命いずしこころのみこと【先代旧事本紀 巻第五 天孫本紀】
    • 伊香賀色雄いかがしこお【新撰姓氏録抄 第二帙 第十一巻 左京神別上 天神 穂積臣条】
  • 新河小楯姫にいかわのおたてひめ【先代旧事本紀 巻第五 天孫本紀】
先祖
  1. 出石心命
    1. 彦湯支命
      1. 宇摩志麻治命
      2. 師長姫
    2. 淡海川枯姫
  2. 新河小楯姫
出来事
  • 孝霊天皇3年1月

    大矢口命と共に宿禰(すくね)となる。

    【先代旧事本紀 巻第七 天皇本紀 孝霊天皇三年正月条】
  • 崇神天皇7年8月7日

    倭迹速神浅茅原目妙姫・大水口宿禰・伊勢麻績君の三人が、同じ夢を見て言うには「昨夜、夢で一人の貴人があり、『大田田根子命大物主大神の祭主とし、また市磯長尾市倭大国魂神の祭主とすれば、必ず天下太平となるであろう』と教えて頂きました」と。

    【日本書紀 巻第五 崇神天皇七年八月己酉条】
  • ・・・
    • 垂仁天皇倭姫命御杖(みつえ)として天照大神に奉った。
      倭姫命天照大神磯城(しき)の神木の本に祀った。
      然る後に、神の教えに従って丁巳年の冬十月の甲子の日垂仁天皇26年10月18日。甲子を甲午とする写本あり。に伊勢国の渡遇宮(わたらいのみや)に遷した。
      この時に倭大神が大水口宿禰に神憑り、教えて言うには「初めの時に約束して『天照大神は全ての天原を治めた。皇孫は葦原中国(あしはらなかつくに)八十魂神(やそたまのかみ)を治めた。私は大地官(おおちつかさ)を治めよう』と言った。先皇御間城天皇崇神天皇は神祇の祭祀を行ったが、詳しくその根源を探られずに、疎かに枝葉に留まっていた。それでその天皇は命が短かった。今あなた様は先皇の及ばなかったところを悔い、慎しんでお祭れすれば、あなた様の寿命は長く、また天下は太平であろう」と。

      【日本書紀 巻第六 垂仁天皇二十五年三月丙申条 一云】
関連
  • 孫:矢田稲吉やたいなき【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 末羅国造条】
  • 六世祖:神饒速日命かんにぎはやひのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十四巻 右京神別上 天神 采女朝臣条】
  • 末羅国造まつらのくにのみやつこ【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 末羅国造条】