八坂入媛命

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名前
  • 八坂入媛命【日本書紀】(やさかいり
  • 八坂入姬命【日本書紀】(やさかいり)八坂入姫命
  • 八坂入媛【日本書紀】(やさかいり
  • 八坂之入日賣命【古事記】(やさかいり)八坂之入日売命
性別
女性
生年月日
( ~ 景行天皇4年2月11日)
没年月日
(成務天皇2年11月10日 ~ )
  • 八坂入彦命やさかいりひこのみこと【日本書紀 巻第七 成務天皇即位前紀】
先祖
  1. 八坂入彦命
    1. 崇神天皇
      1. 開化天皇
      2. 伊香色謎命
    2. 尾張大海媛
      1. 建宇那比命
      2. 節名草姫
  2. unknown
配偶者
  • 景行天皇けいこうてんのう【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】
  • 稚足彦尊わかたらしひこのみこと成務天皇せいむてんのう【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条, 古事記 中巻 景行天皇段】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 五百城入彦皇子いおきいりひこのみこ五百木之入日子命いおきのいりひこのみこ【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条, 古事記 中巻 景行天皇段】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 忍之別皇子おしのわけのみこ押別命おしわけのみこと【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条, 古事記 中巻 景行天皇段】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 稚倭根子皇子わかやまとねこのみこ古事記は母を針間之伊那毘能大郎女とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 大酢別皇子おおすわけのみこ古事記には見えず。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 渟熨斗皇女ぬのしのひめみこ古事記は母を妾(みめ)とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 渟名城皇女ぬなきのひめみこ古事記は母を妾(みめ)とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 五百城入姫皇女いおきいりひめのひめみこ五百木之入日売命いおきのいりひめのみこと【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条, 古事記 中巻 景行天皇段】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 麛依姫皇女かごよりひめのひめみこ古事記は母を妾(みめ)とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 五十狭城入彦皇子いさきいりひこのみこ古事記には見えず。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 吉備兄彦皇子きびえひこのみこ古事記は母を妾(みめ)とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 高城入姫皇女たかきいりひめのひめみこ古事記は母を妾(みめ)とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
  • 弟姫皇女おとひめのひめみこ古事記は母を妾(みめ)とする。【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】【父:景行天皇けいこうてんのう
出来事
  • 景行天皇4年2月11日

    景行天皇は美濃に行幸した。
    側の者が奏上して「この国に佳人が居ります。弟媛と申します。容姿端麗で、八坂入彦皇子(むすめ)で御座います」と。
    天皇は自分の妃にしたいと思い、弟媛の家に行った。
    弟媛はこれを聞くと竹林に隠れた。
    天皇は弟媛が出てくるように計った。
    泳宮(くくりのみや)泳宮。此云區玖利能彌揶。で鯉を池に放ち、朝夕見て遊んだ。
    弟媛はその鯉を見たいと思い、密かに池にやって来た。そこで天皇は引き留めた。
    弟媛は考え、夫婦の道は今も昔も同じである。しかし言いたいことも言えず不便である。そこで天皇に「私の性質は交わることを望みません。皇命の威厳に勝てず、大殿の中に入りましたが、快いものでは御座いません。また私の姿は美しくなく、長く後宮にお仕えすることは出来ません。ただ私には姉が居ります。名を八坂入媛と申します。容姿端麗で、志は貞潔で御座いますので、後宮に入れて頂きたく存じます」と言った。
    天皇は聞き入れて八坂入媛を召して妃とした。

    【日本書紀 巻第七 景行天皇四年二月甲子条】
  • 景行天皇52年5月4日

    皇后播磨稲日大郎姫が崩じる。

    【日本書紀 巻第七 景行天皇五十二年五月丁未条】
  • 景行天皇52年7月7日

    皇后となる。

    【日本書紀 巻第七 景行天皇五十二年七月己酉条】
  • 景行天皇60年11月7日

    景行天皇が崩じる。

    【日本書紀 巻第七 景行天皇六十年十一月辛卯条】
  • 成務天皇元年1月5日

    稚足彦尊が即位する。

    【日本書紀 巻第七 成務天皇元年正月戊子条】
  • 成務天皇2年11月10日

    皇太后となる。

    十一月を十二月とする写本あり。
    【日本書紀 巻第七 成務天皇二年十一月壬午条】