玉祖命

玉祖命

名前

玉祖命【古事記】（たまのやのみこと, たまのおやのみこと）玉祖命
豐玉者【日本書紀】（とよたまのかみ）豊玉者
玉屋命【日本書紀】（たまのやのみこと）
豐球玉屋神【先代旧事本紀】（とよたまたまやのかみ）豊球玉屋神
玉祖屋命校異【先代旧事本紀】玉祖屋命

キーワード

玉作部(たまつくりべ)遠祖【日本書紀巻第一神代上第七段一書第二】
玉作上祖【日本書紀巻第二神代下第九段一書第一】
玉祖連等之祖【古事記上巻】

称号・栄典とても広〜い意味です。

五伴緒（いつとものお）（五部神（いつとものおのかみ））【古事記上巻, 日本書紀巻第二神代下第九段一書第一】

出来事

天照大御神が天石屋(あめのいわや)にこもった際に、八尺勾璁(やさかのまがたま)の五百津御統(いおつのみすまる)の珠を作る。
【古事記上巻】
- 日神尊が天石窟(あめのいわや)にこもった際に玉を造る。
  【日本書紀巻第一神代上第七段一書第二】
日子番能邇邇芸命が天降るとき、天児屋命・布刀玉命・天宇受売命・伊斯許理度売命・玉祖命の、合わせて五伴緒五族の長。を分け加えて天降らせた。
【古事記上巻】
- 天照大神の命令で、五部神の一神として天津彦彦火瓊瓊杵尊に付き従い、葦原千五百秋之瑞穂国(あしはらのちいおあきのみつほのくに)に天降る。
  【日本書紀巻第二神代下第九段一書第一】

関連

櫛明玉神（くしあかるたまのかみ）名前に玉が付き、同じ玉作の祖として出てくるので同一神の可能性が高く、後でまとめる可能性も有るが、とりあえず保留。