日下部使主 名前 氏(ウジ)：日下部【日本書紀】（くさかべ） 姓(カバネ)：連【日本書紀】（むらじ）連 名：使主使主。日下部連之名也。【日本書紀】（おみ使主。此云於瀰。） 名：田疾來【日本書紀】（たとく）田疾来 名：田狹來【先代旧事本紀】（たさく）田狭来 没年月日安康天皇3年10月 子日下部吾田彦（くさかべのあたひこ）【母：不明】 出来事 安康天皇3年10月 天皇後の顕宗天皇。の父の市辺押磐皇子と帳内(とねり)の佐伯部仲子は蚊屋野(かやの)で大泊瀬天皇に殺されて共に穴に埋められた。 天皇と億計王は父が殺されたことを聞いて恐懼し、共に逃げて身を隠した。 帳内の日下部連使主とその子の吾田彦は、天皇と億計王を密かに連れて丹波国(たにわのくに)の余社郡(よさのこおり)で難を避けた。 使主は遂に名を改めて田疾来とした。 尚も殺されることを恐れて、ここから播磨国の縮見山(しじみのやま)の石室に逃れ入って自ら経死した。 【日本書紀 巻第十五 顕宗天皇即位前紀 安康天皇三年十月条】
