兄媛

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名前
  • 兄媛【日本書紀】(えひめ, 𛀁
性別
女性
生年月日
( ~ 応神天皇22年3月14日)
没年月日
(応神天皇22年9月10日 ~ )
  • 吉備武彦きびのたけひこ日本三代実録の元慶三年十月二十二日条に、吉備武彦の二男御友別、三男鴨別との記述があり、日本書紀の応神天皇二十二年三月丁酉条に、兄媛は御友別の妹とあるので、兄媛は吉備武彦の娘であると判断。
先祖
  1. 吉備武彦
    1. 稚武彦命
      1. 孝霊天皇
      2. 絙某弟
    2. unknown
  2. unknown
配偶者
  • 応神天皇おうじんてんのう【日本書紀 巻第十 応神天皇二十二年三月丁酉条】
出来事
  • 応神天皇22年3月14日

    応神天皇が高台に登って遠くを眺めた。
    時に妃の兄媛が西を望んで大いに歎いた。兄媛は御友別の妹である。
    天皇は兄媛に「何をそんなに歎いているのだ」と問うと、答えて「この頃私は父母が恋しく、西の方を眺めていましたら、自然と悲しくなったのでございます。どうか暫く親を帰省させて頂きたく存じます」と。
    天皇は兄媛が親を思う心が篤いことを愛でて、「お前は両親を見ないで多くの年が経っている。帰って見舞いたいと思うのは当然だ」と言って許した。
    それで淡路(あわじ)御原(みはら)海人(あま)八十人を水手として吉備に送った。

    【日本書紀 巻第十 応神天皇二十二年三月丁酉条】
  • 応神天皇22年4月

    兄媛が大津から船出した。
    天皇は高殿から兄媛の船を眺めて歌を詠んだ。

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    【日本書紀 巻第十 応神天皇二十二年四月条】
  • 応神天皇22年9月10日

    応神天皇から織部(はとりべ)織部県を賜る。

    【日本書紀 巻第十 応神天皇二十二年九月庚寅条】