境部薬

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名前
  • 氏(ウジ):境部【日本書紀】(さかいべ, さか
  • 氏(ウジ):坂合部【日本書紀】(さかいべ, さか
  • 姓(カバネ):連【日本書紀】(むらじ)連
  • 名:藥【日本書紀】(くすり)薬
生年月日
( ~ 斉明天皇4年11月9日)
没年月日
天武天皇元年7月7日
出来事
  • 斉明天皇4年11月3日

    留守官の蘇我赤兄臣有間皇子に語って「天皇の政事には三つの失政がございます。大きな倉庫を起てて民の財を積み集めることがその一。長い溝を掘って食糧を浪費したことがその二。舟に石を載せて運び、積み上げて丘にしたことがその三」と。
    有間皇子赤兄の好意を知り、喜んで答えて「この年になって初めて兵を用いる時がきた」と。

    【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年十一月壬午条】
  • 斉明天皇4年11月5日

    有間皇子赤兄の家に向い、高殿に登って画策していると、夾膝(おしまずき)が自然に壊れた。
    これを不祥の前兆と知り、共に誓って中止した。皇子は帰って寝た。

    この夜半に赤兄物部朴井連鮪を遣わし、宮を造る(よほろ)を集めて有間皇子市経(いちぶ)の家を囲んだ。

    【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年十一月甲申条】
    • 有間皇子蘇我臣赤兄塩屋連小戈守君大石・坂合部連薬は短籍(ひねりぶみ)短い紙片で作った籤。を取って謀反の事を占った。

      【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年十一月庚寅条 或本云 第一】
  • 斉明天皇4年11月9日

    有間皇子守君大石・坂合部連薬・塩屋連鯯魚は捉えられて紀温湯(きのゆ)に送られた。

    【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年十一月戊子条】
  • 斉明天皇4年11月11日

    尾張国に流される。

    【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年十一月庚寅条】
  • 天武天皇元年7月7日

    息長(おきなが)横河(よこかわ)で吉野方の村国男依の軍と戦って敗北、斬られる。

    【日本書紀 巻第二十八 天武天皇元年七月丙申条】