山部大楯

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名前
  • 氏(ウジ):山部【古事記】(やま
  • 姓(カバネ):連【古事記】(むらじ)連
  • 名:大楯【古事記】(おおたて, おほたて)
  • 大楯連【古事記】(おおたてのむらじ, おほたてむらじ)大楯連
性別
男性
出来事
  • 仁徳天皇の命令で、速総別王女鳥王を討伐した。

    将軍山部大楯連は、その女鳥王が御手に巻いていた玉釧(たまくしろ)玉で作った腕輪を取って、自分の妻に与えた。

    この後、宮中で宴会を開いたときに、各氏族の女達が皆参内した。
    大楯連の妻は王の玉釧を手に巻いて参内した。
    大后石之日売命は自ら大御酒を乗せた柏の葉を、各氏族の女達に賜った。
    大后はその玉釧を見知っていたので、御酒の柏を賜らずに退席した。
    そしてその夫の大楯連を召し出して、「その王らは無礼を働いたので退けた。これを怪しむことなどはない。奴め。主君の御手に巻かれた玉釧を、肌が温かいうちに剥ぎ取って自分の妻に与えるとは」と言うと、死刑を賜った。

    日本書紀にも同様の記述があるが、大楯連の名は見えず。
    【古事記 下巻 仁徳天皇段】
関連
  • 吉備品遅部雄鯽きびのほんちべのおふな日本書紀で雌鳥皇女(女鳥王)の玉を取る。
  • 佐伯阿俄能胡さえきのあがのこ日本書紀で雌鳥皇女(女鳥王)の玉を取る。