名前
  • 和久產巢日神【古事記】(わくむす)和久産巣日神
  • 稚產靈【日本書紀】(わかむす)稚産霊
  • 稚產靈神【先代旧事本紀】(わかむす)稚産霊神
  • 稚產靈日神校異【先代旧事本紀】(わかむす)稚産霊日神
  • 稚皇產靈命【先代旧事本紀】(わく皇わかむす)稚皇産霊命
  • ・・・
    • 軻遇突智かぐつち【日本書紀 巻第一 神代上第五段 一書第二】
  • 伊邪那美命いざなみのみこと【古事記 上巻】
    • 埴山姫はにやまひめ【日本書紀 巻第一 神代上第五段 一書第二】
先祖
  1. unknown
  2. 伊邪那美命
子孫
  1. 豊宇気毘売神
出来事
  • 迦具土神を生んだために陰部を焼かれて病み臥した伊邪那美命の尿から化生する。

    【古事記 上巻】
    • 軻遇突智埴山姫より生まれる。
      頭の上には蚕と桑が、臍の中には五穀が生まれた。

      【日本書紀 巻第一 神代上第五段 一書第二】
    • 火神迦具突智と土神埴安姫の二神は共に稚皇産霊命を生んだ。
      その頭には桑と蚕が生え、臍の中からは五穀が生えていた。

      天照太神は天上にて、「葦原中国(あしはらのなかつくに)には保食神がいると聞く。月夜見尊よ。行ってみなさい」と言った。月夜見尊は命を受けて保食神のもとに降った。
      保食神は頭を廻らし陸に向かえば、自ずと口から飯が出た。また海に向かえば、自ずと口から大小の魚が出た。また山に向かえば、自ずと口から粗毛・柔毛の獣が出た。その様々な品を沢山の机に供えてもて成した。この時月夜見尊は怒りを露にして「なんと穢らわしい。口から吐いた物で、私をもて成すとは」と言うと、剣を抜いて撃ち殺した。
      然る後に復命し、具さにその事を報告すると、天照太神はひどく怒って「お前は悪い神だ。顔を見たくもない」と言った。そして月夜見尊と一日一夜、隔てて住んだ。
      この後、天照太神はまた天熊人を遣わして確認させると、この神の頭には桑・蚕が生じ、目には馬・牛が生じ、胸には黍・粟が生じ、腹には稲の種が生じ、臍・尻には麦・豆が生じ、陰部には小豆・麦が生じていた。
      そこで天熊人は全て持って帰り、進上した。天照太神は喜んで「この物は、この世の人民が生きていくための食物である」と言って。そして粟・稗・麦・豆を畑の種子とし、稲を水田の種子とした。これに因って天邑君(あめのむらきみ)を定め、その稲の種を初めて天狭田(あめのさだ)長田(ながた)に植えた。その秋に垂れる穂は、長くしなったので、とても快かった。また口の裏に繭を含んで、糸を引くことが出来た。これから養蚕が始まり、絹織りの業が起こったのである。

      稚皇産霊命と保食神が同一神ととれるような記述になっている。
      【先代旧事本紀 巻第二 神祇本紀】
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