- 名前
- 氏(ウジ):大伴部【日本書紀】(おおともべ, おほともべ)
- 名:博麻【日本書紀】(はかま)
- 名:博麻呂【日本書紀】(はかまろ)
- 生年月日
- ( ~ 斉明天皇7年12月29日)
- 没年月日
- (持統天皇4年10月22日 ~ )
- 称号・栄典
務大肆 【日本書紀 巻第三十 持統天皇四年十月乙丑条】
- 出来事
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斉明天皇7年
百済を救う役で唐軍の捕虜となる。
【日本書紀 巻第三十 持統天皇四年十月乙丑条】 -
持統天皇4年9月23日
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持統天皇4年9月24日
【日本書紀 巻第三十 持統天皇四年九月戊戌条】京師 に至る。 -
持統天皇4年10月22日
軍丁筑紫国の上陽咩郡の人大伴部博麻に詔して「天豊財重日足姫天皇の七年、百済を救う役でお前は唐軍の捕虜となった。天命開別天皇の三年に、土師連富杼・氷連老・筑紫君薩夜麻、弓削連元宝の子の四人が唐人の計画を奏上しようと思ったが、衣糧も無く、達成できないことを憂えた。そこで博麻は土師富杼らに『私はお前たちと共に本朝に行きたいが、衣糧が無く共に行くことは出来ない。どうか私の身を売って衣食に充ててくれ』と言った。富杼らは、博麻の計画に任せて、天朝に帰ることが出来た。お前は他国に一人残って三十年。朕はその朝廷を尊び国を愛し、己を売って忠心を表したことが嬉しい。そこで務大肆とあわせて絁五匹・綿十屯・布三十端・稲千束・水田四町を賜ろう。その水田は曽孫で引き継げ。三族の課役を免じ、その功を顕彰する」と。
【日本書紀 巻第三十 持統天皇四年十月乙丑条】
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