天武天皇元年7月2日
近江の将軍羽田公矢国とその子大人らは一族を率いて降ってきた。 大海人皇子は斧と鉞(まさかり)を授けて将軍に任じ、北の越に入らせた。
天武天皇元年7月22日
出雲狛と連合して三尾城(みおのき)を攻め落とす。
天武天皇12年12月13日
伊勢王・多品治・中臣大島・判官(まつりごとひと)・録史(ふびと)・工匠(たくみ)らと共に、天下を巡行して諸国の境界を区分するよう天武天皇に命じられる。 しかしこの年に区分は終らなかった。
朱鳥元年3月6日
羽田八国が病にかかったことを知った天武天皇が僧三人を得度させる。
朱鳥元年3月25日
卒去。 壬申年の功により直大壱の位を追贈される。