磐鹿六雁

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名前
  • 磐鹿六鴈【日本書紀】(いわかむつかり, いはかむつかり)磐鹿六雁
  • 六鴈臣【日本書紀】(むつかり)六雁臣
  • 磐鹿六雁命【新撰姓氏録抄】(いわかむつかりのみこと, いはかむつかり
  • 六雁【新撰姓氏録抄】(むつかり)
  • 伊波我牟都加利命【新撰姓氏録抄】(いわかむつかりのみこと, いはかむつかり)伊波我牟都加利命
キーワード
  • 膳臣(かしわでのおみ)遠祖【日本書紀 巻第七 景行天皇五十三年十月条】
  • 後裔は左京膳大伴部(かしわでのおおともべ)・右京若桜部朝臣(わかさくらべのあそみ)【新撰姓氏録抄 当サイトまとめ】
生年月日
( ~ 景行天皇53年10月30日)
没年月日
(景行天皇53年10月1日 ~ )
出来事
  • 景行天皇53年10月

    景行天皇上総国(かみつふさのくに)に至り、海路に従って淡水門(あわのみなと)を渡った。
    この時に覚賀鳥(かくかのとり)の声が聞こえた。
    その鳥の姿を見たいと思って海に出た。すると白蛤を得た。
    磐鹿六鴈が、蒲を襷にかけて白蛤を膾に造って奉った。
    それで六鴈臣の功を褒めて、膳大伴部(かしわでのおおともべ)を賜った。

    【日本書紀 巻第七 景行天皇五十三年十月条】
    • 景行天皇が東国に巡狩して上総国に至り、海路より淡水門(あわのみなと)を渡って海中に出ると白蛤(うむぎ)を得た。
      そこで磐鹿六雁は(なます)にして進上した。
      それで六雁を褒めて膳大伴部(かしわでのおおともべ)を賜った。

      【新撰姓氏録抄 第一帙 第二巻 左京皇別上 膳大伴部条】
    • 大稲輿命の後裔が景行天皇が東国に巡狩した時に大蛤(うむぎ)を献上した。
      天皇はその美味さを喜んで膳臣(かしわでのおみ)の姓を賜った。

      天武天皇十二年、膳臣を改めて高橋朝臣(たかはしのあそみ)を賜った。

      【新撰姓氏録抄 第一帙 第二巻 左京皇別上 高橋朝臣条】
関連
  • 祖父:大彦命おおひこのみこと【新撰姓氏録抄 第一帙 第二巻 左京皇別上 膳大伴部条】