継体天皇23年3月
継体天皇は物部伊勢連父根・吉士老らを遣わして津を百済王に賜わった。
加羅王が勅使に言うには「この津は官家を置いて以来、私が朝貢するときの寄港地としております。どうしてたやすく隣国に賜わられるのでしょうか。始めに与えられた地と違います」と。 勅使の父根らはこれによって下賜が難しいとして大島に退いた。 別に録史(ふびと)を遣わして、果して扶余(くだら)に遣わした。 これにより加羅は新羅と結んで日本を怨むようになった。