皇極天皇は百済の使人大佐平智積及び子の達率・恩率軍善らに朝廷で饗応した。
643年7月14日
百済の朝貢船が難波津に泊る。
643年7月24日
大夫たちを難波郡に遣わして百済国の調と献上品を調べた。 大夫は調の使いに「進上する調が前例より少なく、大臣に送る物も去年返した物と変らない。群卿に送る物は無く、全て前例と違う。どういうことか」と問うた。 大使達率自斯・副使恩率軍善は共に「速やかに準備します」と答えた。