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天武天皇元年6月26日
大海人皇子の挙兵を知った大友皇子が韋那磐鍬・書薬・忍坂大摩侶を東国に遣わした。
東方駅使磐鍬らが不破(ふわ)に至ろうとする時、磐鍬は山中に兵が潜んでいることを想定して一人遅れてゆっくり進んだ。 時に伏兵が山から出てきて薬らの背後を遮った。 磐鍬は薬らが捕えられたことを知り、反転して逃走してどうにか脱出できた。
夜に書薬と共に高市皇子の伏兵に捕えられ、「吉野においでの大皇弟を討つ為、東国の軍を集めに遣わされた韋那公磐鍬の仲間です。しかし磐鍬は伏兵を見て逃げ帰りました」と答える。