坂本財

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名前
  • 氏(ウジ):坂本【日本書紀】(さかも
  • 姓(カバネ):臣【日本書紀】(お
  • 名:財【日本書紀】(たから)
生年月日
( ~ 天武天皇元年7月1日)
没年月日
天武天皇2年5月29日
称号・栄典とても広〜い意味です。
  • 大錦上だいきんじょう【日本書紀 巻第二十九 天武天皇二年五月癸丑条】
  • 贈:小紫しょうし【日本書紀 巻第二十九 天武天皇二年五月癸丑条】
出来事
  • 天武天皇元年7月1日

    大伴吹負の命令で、長尾真墨倉墻麻呂民小鮪谷根麻呂と共に三百人の兵士を率いて竜田(たつた)防衛に向う。

    坂本財らは平石野(ひらしのの)に宿ったが、近江軍が高安城(たかやすのき)にいることを聞いて出発した。
    近江軍は財らが来ることを知り、全ての税倉(ちからくら)を焼いて皆散り逃げた。それで城の中に宿った。

    【日本書紀 巻第二十八 天武天皇元年七月壬子条】
  • 天武天皇元年7月2日

    明け方に西方を見てみると、大津(おおつ)丹比(たじひ)の両道から多くの軍勢と旗が見えた。
    ある人が「近江の将壱伎史韓国の軍である」と言った。
    財らは高安城から下って衛我河(えがのかわ)を渡り、韓国と河の西で戦った。
    財らは兵が少なくて防ぐことが出来なかった。

    財らは懼坂に退いて紀臣大音の陣営に入った。

    【日本書紀 巻第二十八 天武天皇元年七月壬子条】
  • 天武天皇元年7月4日

    近江軍が諸道に多く配された為、戦うことが出来ずに退却する。

    【日本書紀 巻第二十八 天武天皇元年七月壬子条】
  • 天武天皇2年5月29日

    卒去。
    壬申年の労により小紫の位を追贈される。

    【日本書紀 巻第二十九 天武天皇二年五月癸丑条】