名前
  • 日前神【日本書紀】くま)日前神
キーワード
  • 紀伊国所坐日前神也【日本書紀 巻第一 神代上第七段 一書第一】
出来事
  • 天照大神天岩窟(あめのいわや)にこもった際に、思兼神は「大神のお姿を映すものを造って、お招き致しましょう」と言った。それですぐに石凝姥を冶工として、天香山(あめのかぐやま)の金を採って日矛(ひほこ)を作らせた。また鹿の皮を全て剥いで天羽韛(あめのはぶき)を作らせた。これを用いて造った神は、紀伊国(きいのくに)に鎮座する日前神である。

    【日本書紀 巻第一 神代上第七段 一書第一】
    • 石凝姥神天香山(あめのかぐやま)の銅を取って、日像之鏡(ひかたのかがみ)を鋳造した。
      初めに鋳造したものは、思い通りにはならなかった。これは紀伊国の日前神である。次に鋳造したしたものは、形が美しかった。これは伊勢大神(いせのおおかみ)である。

      【古語拾遺 神代段】
    • 思兼神石凝姥命を冶工とし、天八湍河の川上で天堅石(あめのかたしわ)を採らせた。また真名鹿(まなか)の皮を全て剥いで、天之羽韛(あめのはたたら)を作らせ、また天香山(あめのかぐやま)の銅を採って、日矛を鋳造させた。この鏡はわずかに御心に合わなかった。紀伊国に鎮座する日前神がこれである。

      【先代旧事本紀 巻第一 神祇本紀】