天武天皇元年7月3日
乃楽山(ならやま)の上に駐屯した将軍大伴吹負に「古京(ふるきみやこ)は元の拠り所なので固く守らなければなりません」と進言する。 将軍は進言に従い、赤麻呂・忌部首子人を遣わして古京を守らせた。
赤麻呂らは古京に到着すると道路の橋の板を外して楯を作り、京の周辺に立てて守った。