来目

  • twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
名前
  • 來目【日本書紀】(く)来目
生年月日
( ~ 天武天皇元年7月7日)
没年月日
(天武天皇元年7月7日 ~ )
出来事
  • (天武天皇元年7月7日 ~ )

    将軍大伴吹負の軍と近江方の壱伎韓国の軍が葦池(あしいけ)の側で戦った。
    時に勇士来目という者があり、刀を抜いて真っ直ぐに軍の中に突入した。騎士がこれに続いて進んだ。
    近江軍は悉く逃走した。追撃して多くを斬った。
    将軍は軍中に命じて「兵を興した本意は人民を殺す為ではない。元凶を討つ為である。妄りに殺してはならない」と。

    韓国は一人で軍を離れて逃げた。
    将軍は遥かにそれを見て来目に射させた。
    しかし命中せず、遂に逃げおおせた。

    【日本書紀 巻第二十八 天武天皇元年七月壬子条】