大倉主

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名前
  • 大倉主【日本書紀】(おおくらぬし, おほくらぬし)
性別
男神
出来事
  • 仲哀天皇8年1月4日

    仲哀天皇山鹿岬(やまかのさき)から廻って岡浦(おかのうら)に入った。
    水門(みなと)に着くと御船は進まなくなった。
    そこで熊鰐に「聞くところによると、お前は清い心で参ったのに、なぜ船は進まないのか」と問うた。
    熊鰐が言うには「御船が進まないのは私の罪では御座いません。この浦のほとりに男女の二神がおります。男神を大倉主といいます。女神を菟夫羅媛といいます。きっとこの神の御心でしょう」と。
    天皇は祈祷して、舵取りの倭国(やまとのくに)菟田(うだ)の人、伊賀彦(はふり)として祭らせた。すると船は進んだ。

    【日本書紀 巻第八 仲哀天皇八年正月壬午条】