大魚

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名前
  • 大魚【古事記】(おうお, おふを, おおうお, おほふを)
性別
女性
  • 菟田首うだのおびと【古事記 下巻 清寧天皇段】
先祖
  1. 菟田首
出来事
  • 袁祁命後の顕宗天皇が天下を治めようとする頃に、平群臣(へぐりのおみ)の祖で名は志毘臣が歌垣に立ち、その袁祁命が求婚しようとした美人の手を取った。
    その少女は菟田首の女で名は大魚という。
    袁祁命もまた歌垣に立った。
    ここで志毘臣が歌を詠んだ。

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    このように歌い、その歌の末の句を求めた時に袁祁命が歌を詠んだ。

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    志毘臣がまた歌を詠んだ。

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    王子がまた歌を詠んだ。

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    志毘臣はいよいよ怒って歌を詠んだ。

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    王子がまた歌を詠んだ。

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    このように歌って闘い、夜が明けてそれぞれ退いた。

    翌朝、袁祁命は軍を興して志毘臣の家を囲んで殺した。

    【古事記 下巻 清寧天皇段】
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