大伴津麻呂

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名前
  • 氏(ウジ):大伴津麻呂は大伴談連と同姓とある。【日本書紀】(おおとも, おほも)
  • 姓(カバネ):津麻呂は大伴談連と同姓とある。【日本書紀】(むらじ)連
  • 名:津麻呂【日本書紀】(つま
没年月日
雄略天皇9年3月
出来事
  • 雄略天皇9年3月

    大伴談が新羅の残兵と力闘の末に戦死した。

    大伴談の従者で同姓の津麻呂はその後、軍中に入って主を探した。
    しかし軍中には見えず、「我が主の大伴公は何処においででしょうか」と尋ねた。
    ある人が「お前の主は敵の手によって殺された」と告げて屍の処を指し示した。
    津麻呂はこれを聞くと足を踏みならして叫び、「主は既に死んでしまった。何のために独りで生きなければならないのか」と言うと敵中に入って死んだ。

    【日本書紀 巻第十四 雄略天皇九年三月条】