- 名前
- 恩荷【日本書紀】(おが)
- キーワード
- 蝦夷
- 生年月日
- ( ~ 斉明天皇4年4月29日)
- 没年月日
- (斉明天皇4年4月1日 ~ )
- 称号・栄典
小乙上 【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年四月条】
- 出来事
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斉明天皇4年4月
阿陪臣が船軍百八十艘を率いて蝦夷を討った。
【日本書紀 巻第二十六 斉明天皇四年四月条】
齶田 ・渟代 の二郡の蝦夷が怖気づいて降伏した。
軍を整えて船を齶田浦に連ねた。
齶田の蝦夷恩荷が進み出て誓って言うには「官軍と戦う為に弓失を持っているのではありません。我々は肉食の生活なので持っているのです。もし官軍に対して弓失を用いれば、齶田浦の神が許しません。清く明らかな心で朝廷にお仕えします」と。
そこで恩荷に小乙上を授け、渟代・津軽の二郡の郡領 に定めた。
遂に有間の浜に渡島の蝦夷らを召集して大いに饗応して帰らせた。
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