須須許理 名前 須須許理【古事記】(すすこり) 仁番【古事記】(にほ) キーワード秦造(はたのみやつこ)之祖・漢直(やまとのあたい)之祖【古事記 中巻 応神天皇段】 出来事 酒を醸す技術を知る人、名は仁番。またの名は須須許理らが渡来した。 この須須許理は大御酒(おおみき)を醸して献上した。 応神天皇は献上した酒で、良い気分に酔って歌を詠んだ。 「須(す)須(す)許(こ)理(り)賀(が) 迦(か)美(み)斯(し)美(み)岐(き)邇(に) 和(わ)禮(れ)惠(ゑ)比(ひ)邇(に)祁(け)理(り) 許(こ)登(と)那(な)具(ぐ)志(し) 惠(ゑ)具(ぐ)志(し)爾(に) 和(わ)禮(れ)惠(ゑ)比(ひ)邇(に)祁(け)理(り)」 このように歌って行幸する時、御杖で大坂の道の中にあった大石を打つと、その石は避けた。 それで諺に「堅い石でも酔った人を避ける」という。 【古事記 中巻 応神天皇段】 関連兄曽曽保利(えそそほり)