持統天皇3年1月3日
務大肆陸奥国の優𡺸曇郡(うきたまのこおり)の柵養(きかう)の蝦夷脂利古の男子麻呂と鉄折が、髭と髪えを剃って沙門になりたいと申し出た。 詔して「麻呂らは若いが雅で欲が少ない。遂には菜食して戒めを守っている。所望通り出家修道するがよい」と。