鷲住王

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名前
  • 鷲住王【日本書紀】(わしすみのおおきみ, わしすおほ, わしす
キーワード
  • 讃岐国造阿波国脚咋別(あわのくにのあしくいわけ)。凡二族之始祖【日本書紀 巻第十二 履中天皇六年二月癸丑朔条】
性別
男性
生年月日
( ~ 履中天皇6年2月1日)
没年月日
(履中天皇6年2月1日 ~ )
  • 鯽魚磯別王ふなしわけのおおきみ妹の太姫郎姫と高鶴郎姫の父であることから判断。【日本書紀 巻第十二 履中天皇六年二月癸丑朔条】
先祖
  1. 鯽魚磯別王
出来事
  • 履中天皇6年2月1日

    履中天皇鯽魚磯別王の女の太姫郎姫高鶴郎姫を後宮に召し入れて(みめ)とした。

    この二人の嬪は常に「悲しいなぁ。我が兄王は何処に行ってしまったのだろう」と嘆いた。
    天皇がその嘆きを聞いて「お前は何を嘆いているのだ」と問うと、「私の兄の鷲住王は力が強く身軽で、ひとり高く大きな家を飛び越えて行ってしまいました。それから幾日も経つのに、会って話ことも出来ません。それで嘆いているのでございます」と答えた。
    天皇はその力が強いことを喜んで招喚したが応じなかった。
    また重ねて使いを出しても、猶も応じることはなく、常に住吉邑(すみのえのむら)に居た。これ以後招喚することはなかった。

    【日本書紀 巻第十二 履中天皇六年二月癸丑朔条】
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